
昨年の様子
松尾神社の例祭が6月11日12日13日に執り行われます。
11日、12日には民謡踊り、出店もあります。
今年も本神輿が12日午前中に氏子十ヶ町によって宮出しとなります。
ぜひ、お越し下さい。
正一位 松尾神社
浜松市中区元魚町29
松尾神社は、今から約1,300年前に創建された浜松の産土神(うぶすながみ)浜松神社が起源です。
その後、1,577年に徳川家康が浜松城築城のとき、旧城内(現在市役所西隣り)にあった浜松城守護神の松尾社と合祀して元魚町へ移転し、松尾神社と改称しました。
以降、歴代浜松城主の崇敬が厚く、三つ葉葵の紋を使うことを許されています。神社の階級では最高位の「正一位」を与えられ、正しくは「まつのおじんじゃ」と言います。
また、本殿前の狛犬は1,860年製作の貴重なもので、明治天皇ご愛用の茶碗も所蔵しています。
ご祭神・ご利益
松尾神社の主祭神は、三柱の神様です。
◇大山咋神(おおやまくいのかみ)
京都の松尾大社と同じ山を司る神様。お酒の神様でもあります。スサノオ神の孫にあたります。
◎ご利益:国土開発・酒業繁栄・家系繁栄、厄除開運など。
◇市杵嶋姫神(いちきしまひめのかみ)
弁財天と同神化された海の神様。宗像(むなかた)三神三姉妹の中でも美人の神様として有名です。
◎ご利益:海上安全・財福開運・芸能上達など。
◇白髭の大神(しらひげのおおかみ)別名:猿田彦神(さるたひこのかみ)
導き・交通安全の神様。天照大神のお使いが地上に降りてくる時、道案内をした神様です。
交通安全の守護神として警視庁にも祀られています。お神輿巡幸の先頭の天狗がこの神様です。
◎ご利益:延命長寿・方位除け・厄除開運・良縁祈願など。
祭礼・行事
◆例祭日・お神輿ご神幸(おみこしごしんこう)
例祭日は6月15日。お神輿ご神幸は6月15日前の土・日曜日。
氏子町の安全を祈り、水かけ神輿を氏子各町順番に渡御します。
また、総重量390kgもある絢爛豪華な大神輿も所有しています。
氏子町は、肴町・伝馬町・千歳町・平田町・旅篭町・塩町・成子町・東菅原町・西菅原町・元魚町の10ヶ町です。
◆茅の輪くぐり(ちのわくぐり)
毎年6月30日には、半年分の穢(けが)れを祓(はら)う、茅の輪くぐりの神事が行われます。
鳥居に茅(かや)で作った大きな茅の輪が吊るされ、参拝人はここをくぐって神前でお祓いを受けます。帰りにこの茅(かや)を1本抜いて自宅の軒先に差しておくと、災厄を免れるなどといった言い伝えもあります。
肴町 松作商店さんのブログより